2018年度 理事長所信

一般社団法人 富士青年会議所

2018年度理事長 野口 栄一

 

【はじめに】

 様々な時代の遷り変わりのなかで、我々を取り巻く環境は常に変化を遂げている。

多くの他団体が存在し、「JCしかない時代」から「JCもある時代」と言われるが、決してそうは思わない。入会当初の私であれば、今この場所に立っていない。JC三信条である「修練」「奉仕」「友情」のもと、運動、活動をしていくことで、自己中心的な考えではなく、「この人のために」「まちのために」と考えるようになり、自身の価値観は大きく変化した。人の価値観を根底から変えられるような団体はJCしかない。

61年目のスタートをきった今、この組織を今一度見つめ直し、より地域から必要とされ、影響力をもった組織にしていかなければならない。

そして、我々自身に活力がなければ、活動を通して地域を活性化させることは不可能である。

「意志あるところに道は開ける」リンカーンの言葉である。

どんなに困難な道でも、それをやり遂げる意志さえあれば必ず道は開けるという意味である。

人が歩みを止めるのは絶望でなくあきらめであり、前向きに試行錯誤し、行動すれば前進する。

JC運動にかける我々の意志と活力が、きっと明るい豊かなまちづくりへの「道」を切り開くと確信する。

昨年、富士青年会議所は60周年を迎えた。

本年、新たなる第一歩を踏み出すことが出来るのは、ここまで創立以来ご尽力いただいた諸先輩方の高い志の賜物であり、感謝と敬意を忘れてはならない。

諸先輩方が切り開いてきた道、歴史を振り返り、今立っている足元を見つめ直し、さらなる道を切り開くために、一丸となって常に明るく果敢に活動していこう。

 

【人財育成委員会】

青年会議所運動の賛同者を拡大し続けることは、組織の根幹であり、メンバー一丸となって取り組まなければならない最も重要な課題である。

人財育成を通して、地域により価値のある運動を展開し、その過程で同じ志と使命感を持つ者同士がお互いに強く影響しあうことが互いの成長に繋がる。

青年会議所での修練と実践によってこの好循環がもたらされることは、次世代を担う人財にとっても必ず魅力的に映る。在籍年数3年以下のメンバーが半数以上占める状況ではあるが、メンバーの人財育成、資質向上に力を入れると共に、明るく直向きな情熱が仲間意識を生み出し、会員拡大を成功に導こう。

 

【会員交流国際委員会】

 人との出会い、友情というのは、かけがえのない一生の財産である。

相手の考えを理解することで、自己の考え方を見つめ直すことができ、視野が広がり、自身の成長に

繋がる。幾度となく意見を交わすことで友情が深まり、富士青年会議所の組織力向上に繋がる。

60年間という歴史の中で、諸先輩方から学ぶことは貴重な財産であり、江西JC姉妹締結40周年に

向け第一歩を踏み出すことが出来るのも、諸先輩方が30年間友情を築きあげてきたからこその国際交流

のチャンスである。諸先輩方の築きあげてきた強固な友情、信頼を糧に明るく積極的に交流していこう。

 

【青少年育成委員会】

 インターネットや携帯電話の普及といった子どもたちを取り巻く環境の変化により、コミュニケーション能力の低下や、物事を解決しようと挑戦し続ける意欲が衰退している子どもも見受けられる。

この地域の未来を担う子どもたちが、何事にも全力で挑戦し続け、様々な物事に興味・関心を持ち、意欲を持つことで、自立した社会人の基礎となる力量を培うことができる。

可能性に満ち溢れた子どもたちと真剣に向き合い、子どもの目線を意識し、興味・関心を持てるきっかけが作れるような事業展開をしていこう。

 

【まちづくり委員会】

まちの現状を的確に把握し、より良い未来へ向けて行動を起こすことは、このまちに住む次世代を担う責任世代である私たちの責務である。まちが活気づけば、青年経済人である同志が集まり、真剣に議論することにより、さらにまちが活気づく。我々がこのまちを変えようという強い意志を持ったうえで、市民の目線を意識し、普段の生活の中で、変えていかなくてはいけないと感じるまちの課題を見つけよう。

そして、未来を見据えた明るい考えを持ち、まちを明るい方向にむけるため、果敢にJC運動を展開していこう。

 

【渉外委員会】

 出向では様々な出会いや交流があり、出向先での活動で沢山の経験を積む機会がある。

志を同じくする青年会議所メンバーと友情を育み、活動することにより、富士青年会議所では得られない経験があり、そこで得た経験が出向した人の成長は勿論、富士青年会議所の組織力強化や活動のさらなる発展に繋がる。出向者との連携を意識し、情報を共有し、出向で学んだ貴重な経験を富士青年会議所に還元できる環境をつくれば、組織の成長に繋がる。

出向を盛り立て、全力で明るくサポートしていこう。

 

【結びに】

メンバー一人ひとりが富士青年会議所に入会をした動機は様々である。

しかし、貴重な時間を使ってJC運動を行うことを選択したその「志」は同じである。

まずは、青年会議所が自分達に何かをしてくれるのを待つのではなく、自分たちが富士青年会議所のメンバーとして何ができるのかを考え、行動していこう。

行動する過程において、困難な道に差し掛かるときがあるが、真剣に向き合い、全力で挑戦することで、普通に仕事をしているだけでは体験出来ない経験や感動を得ることができる。信頼し合える仲間達と真剣に議論を繰り返し、悩みながらも明るく前を向いて進んで行こう。

富士市の未来に希望を抱いて、明るく積極的に行動していくことが、青年会議所が掲げる「明るい豊かな社会」の実現という壮大な目標への確かな歩みとなるのだから。

 

【基本理念】

明るく積極的に考え・行動することが、

「明るい豊かな社会」に繋がる一歩である。

 

【基本方針】

◆会員拡大を最優先課題と位置づけ、明るい未来に繋げる。

◆地域のリーダーとなる人財育成を行い、明るい未来に繋げる。

◆子どもと対等に向き合い、事業を展開し、明るい未来に繋げる。

◆市民目線での社会的欲求を的確に捉え、明るい未来に繋げる。

◆出向を盛り立て、LOMに還元し、明るい未来に繋げる。

 

【LOMスローガン】

より良い未来のために!

とにかく明るく富士JC!!