2017年度 理事長所信

一般社団法人富士青年会議所 2017年度理事長 大草 忠政

 【はじめに】

前向きに行動すればすべては好転し道は開ける。私が富士青年会議所に入会し学んだことである。今までの私は相手の顔色ばかり伺い、自分の意見も自信をもって伝える事さえできない不甲斐ない人間であったが、富士青年会議所に入会した事で私の心は少しずつ変化していった。夜遅くまで時間をかけて会議を行い、互いの正しさをぶつけ合う仲間の姿や、何事にも前向きで失敗など恐れず我武者羅にチャレンジするメンバーの姿を目の当たりにし、逃げていては何も始まらない何も変える事が出来ない、そして自分の考え方や価値観が間違っている事に気づき、次第に心は変化し成長していった。JCでの失敗は許されるとよく言われるが、前向きに行動した結果の失敗は許され、失敗を恐れ逃げてしまう事は許されないのである。今という一瞬は二度とこない、やるかやらないかを迫られた時に、即座にやるを選択するのがJCの神髄である。やらなかった後悔よりやって後悔をし、覚悟持って自らの運命に挑めばすべては好転し道は開ける。入会するのも躊躇し、JC活動に対して悩み苦しんだ時期もあったが、今ではともに歩んできた仲間と先輩に対し感謝の気持ちで満ち溢れている。この心の成長を次世代にしっかりと伝えていく責務があると感じている。

1958年8月26日戦後の混沌とした時代の中で、わが国の明るい豊かな社会の実現に想いを馳せた熱き志を持つ24名のチャーターメンバーである先輩諸氏により、富士青年会議所は設立された。JCの素晴らしい特質である単年度制を積み重ね、いよいよ創立60周年を迎える。節目の年だからこそ、私たちのまち富士市のために富士青年会議所が今、何をすべきか何ができるのかを前向きに考え行動していく。旧吉原市、旧富士市、旧鷹岡町、旧富士川町が合併し、新たな富士市となったが、各々の文化の違いは根強く残っていて、まちがひとつに纏まっていないように感じる。その原因は人々の根底には生まれ育ったまちを誇りに思う心があるからだと考える。この心がひとつになれば新たな魅力ある富士市になる事は間違いない。自分たちのまちは自分たちの手で何とかしなければならない、行動に移すことができれば、人と人とが徐々に繋がりその輪は広がり大きな力となり必ずまちは一つになる。そしてJC三信条を胸に刻み明るい豊かな社会の実現のため邁進していく。

 

 【明るい豊かな社会】

 明るい豊かな社会の実現のためには、まずは周りにいるすべての人へ感謝の気持ちを忘れてはならない。豊かさとは物質的なものではなく、心の豊かさこそが重要なのである。時代が変わっても変わらない、日本人が古来より持ち合わせている思いやり、相手への敬意や、心遣いが備わっている私たちだからこそ、忌み嫌う人間が存在するなら、誰しも必ず光り輝く何かをもっているので、好きになろうという前向きな気持ちを持ち自分を変える事から始めなければならない。意見の食違いは、互いの正しさの主張からうまれる。自身の正しさの主張をするだけでなく真剣に議論し、相手の正しさを理解し尊重し合う事で信頼関係が生まれ大切な存在となる。周りの人を愛し、地域を愛し、国を愛する。そして世界各国の人たちを愛する。点と点が繋がり円となり、すべては好転し心がひとつになり明るい豊かな社会になると私は信じている。

 

 【拡大まちづくり】

 まちを自ら良くしようという人たちが増え、まちが元気になり蘇りつつある。青年会議所の価値を再認識し、それぞれの地域に生活している人々の間に結ばれた連帯感と地域愛を大切にし、当事者意識を持って前向きに取り組めばまちは活気で満ち溢れる。そのためには一人ひとりが本気で会員拡大に取り組み仲間を増やし、共に地域が一体となるように盛り上げていく事で心がひとつになる。

 

【会員交流国際】

諸先輩方の築き上げられた伝統を継承し、メンバーが一体となり活気溢れる組織を構築しなければならない。まずは、共有の時間を貴重な財産と捉え、交流を重ね友情を育み、強固な絆とし、心がひとつになる。江西青年会議所姉妹締結30周年、国際交流とは相互交流であり、相手の文化を理解すると同時にこちらの文化を相手に伝える事も重要である。相手を知りたいという前向きな姿勢で関わり、交流を重ね友情を育み信頼関係をより深化させる事で心がひとつになる。

 

【青少年育成】

無気力・無関心の子どもが増えてしまった事が問題視されることがあるが、子どもたちの好奇心・探求心は今も昔も変わらない。子どもは遊びの天才であり、すべてを楽しみ前向きに変えてしまう心を持っている。その能力を引き出し伸ばすのも、つぶしてしまうのも大人である。だからこの問題に前向きに向き合えば、子どもも大人も共に成長し心がひとつになる。対等な一人の人間として子どもと真剣に向き合い心豊かな人間性を育む事が重要である。

 

 【渉外委員会】

出向したメンバーというのは目を見張る成長を遂げる。沢山の人との出会いにより視野が広がり、学びや気づきにより新しい自分を開眼させてくれるからである。ただ出向させるだけでなく出向者が心配する事なく前向きに活動できる環境を作り、心から支援をする事で共に成長し心がひとつになる。貴重な経験・体験をLOMに持ち帰って頂く事で富士青年会議所の基盤を強固なものとしていく。

 

 【60周年担当委員会】

60周年記念事業及び式典は、地域一体化をテーマに掲げ取り組んでいく。昨年市制50周年を迎えましたが、旧吉原市・旧富士市・旧鷹岡町・旧富士川町の文化の違いは根強く残っていると感じる。生まれ育ったまちを大事にする人々の心をひとつにすれば、より魅力のある富士市になる事は間違いない。そして過去の我々のJC活動・事業を見直し、諸先輩方が築きあげられた伝統を継承しつつ、未来へ繋がる提言を行う。人と人との繋がりを大事にし、当事者意識を持ち主体的かつ前向きに取り組めば心がひとつになり必ず明るい豊かな未来に繋がる。

 

 【事務局】

全ての事業は無限の可能性を秘めている。その可能性を最大限引き出すためには、事前準備が整った諸会議、集中し活発な意見がでる環境の構築が大事である。メンバーに与えられた時間は有限であるからこそ、効率的かつ効果的な設営及び運営をし、最大限のパフォーマンスを引き出す事を皆で前向きに追及していく事で心がひとつになる。そしてしっかりとJC活動の基盤を支えていかなければならない。

 

 【結びに】

 私の人生において足りないものを気づかせ学ばしてくれたのはJCである。誰かがやるまえに、自分がやるという当事者意識を常に持って前向きに行動をすれば物事の本質がみえ、新しい自分にも出会える。そしてすべてが好転し道は開け心がひとつになる。我々の活動は家族、会社、諸先輩方始め多くの皆様のご理解とご協力の上で成り立っている。活動をしているのではなく、させていただいているという謙虚な気持ちと感謝の心を忘れることなく活動し、明るい豊かな社会の実現のため邁進して行きましょう。

  

【基本理念】

JAYCEE一人ひとりが当事者意識を持ち

主体的かつ前向きに行動することですべては好転し道は開ける

そして心がひとつになり明るい豊かな社会が実現される

 

【基本方針】

  •  ・固定観念を変換し相手の正しさを理解する。
  •  ・私たちはリーダーであることを常に意識する。
  •  ・人・まち・子どもたちのより良い未来を創造する。
  •  ・全メンバーで一人でも多くの会員を拡大する。
  •  ・全メンバーで創立60周年記念事業に全力で取り組む。
  •  ・全メンバーで江西青年会議所姉妹締結30周年記念事業に全力で取り組む。

 

【LOMスローガン】

皆が主役 心をひとつに

Be positiveBe active富士JC!

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