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やじきた珍道中「直前理事長 室伏和徳と行く!?」

(北方領土特別編)その15

 

 

 

余 談

10年前にロシアの首都モスクワで宿泊したホテルでの事。

 

出入り口では銃を持った警備員が「アリの一匹もいれんぞ!」てな気迫で目を光らせています。

またロビーでは教育の行き届いた従業員がテキパキとお客の応対に当たっています。

まさしく外資系の名に恥じないサービスが徹底されたホテルでした。

 

 

さて、「寝る前に軽くビールでも飲もう」と。しかし、部屋の窓から見た周辺地域は明らかに物騒であったので外出を避け、館内にあるお店へ。

 

 

独りちびちび飲んでいると、ふと【人の視線】が・・・。

また、異様な空気が・・・。

次第に幾重もの尋常ではない【人の視線】の嵐に・・・。

映画で見聞きしただけの大人の社会が広がっていました。

 

基本的に【純朴な筆者】はおかしくなりそうでした。

 

 

 

 

「一筋縄じゃいかないところだ」と思いました。

 

 

 

<閑話休題>

 

 

▼二日目 行政長(町長)や議会の副議長との懇談会の席。日本側から幾つかの質問をしました。

 

「開発(インフラ整備)は進んでいますか? 政府からお金は来ていますか?」

⇒(自信満々で一言)「はい。全て順調にいっています。」

 

⇒「まあ、余計な話はいいから、この島の発展の姿を見て下さい!」

 

 

▼三日目 ギドロストロイ社(サケ・マスの加工工場)見学。

副工場長?の対応。

 

「ここで働く人たちはどのくらいのお給料ですか?」

⇒「(邦貨にして)35万円くらいです。」(!?)

医師の給料が5~6万円程度と聞いていたんですが。

 

「一日あたりの生産量(加工)はどれくらいですか?」

 ⇒「・・・・・・・(不明)」

 

 

 

 

どうして【見え見えの事】を言うんでしょうね。

    政策的なもの?(政府から言わされている)

    単なる見栄?

    日本への対抗意識?

 

この島の人々に正直で誠実な印象を持っていたがゆえに、島においてエリートに位置する方々の言葉には「一筋縄じゃいかない」思いを抱かざるを得ませんでした。

 

中央レベルでの折衝の状況について報道以外に知る由もありませんが、今回のエピソードからも、埋め難い溝がいまだ存在していることを痛感しました。

くたびれたおじさん.JPG 行政関係者との懇談.JPG 水産工場.JPG